血糖値スパイク

糖尿病は怖いと聞くが、「血糖値スパイク」とはなじみのない言葉なので調べてみると、結構これも怖いことが分かった。

糖尿病の場合は、健康診断で数値がはっきり出るので、それなりに処置を早く施すことができる。

ところが、「血糖値スパイク」とは、健康診断では、正常な数値を示しているにもかかわらず、食後に急激に血糖値が上がり不測の事態に陥ることがあるということ。

血糖値が急激に変動すると、「活性酸素」という毒性のある物質が作られやすくなる。その結果、血管の壁が傷つきやすくなり、そこを修復するため免疫細胞が集まり血管をふさいでしまうという。

それが場所によって、心筋梗塞や脳梗塞となり、突然死のリスクが高まってしまうことになる。

予防策としては、食事の仕方に気を付ける。たとえば、昼食におにぎり二つと野菜ジュースを取ったとすると、血糖値が急に上がりやすくなるらしい。これにから揚げを加えることで、たんぱく質成分が抑えてくれる。つまりは、血糖値の上がりやすい食事法を変えるしかないのだ。

なんでも考えずにバクバク食べてしまわないように、食事は頭で考えて食べなさいと、誰だかも言っていたことを思い出した。