人は達成感を原動力にして生きている。

生きていて何が楽しいかというと、人は、何かを成し遂げることに喜びを感じるのではないかと思う。誰かのお役に立てられることは生きがいにつながる。しかし、高齢になると足手まといになっても、他人のために手助けできることは、だんだんと減ってくる。ここで頑張る必要はない。無理なのは無理なのだから・・・。方向転換をして別な楽しみを見つけること。今の時代はその点、自分さえその気になればいくらでも探せる。小さいことでも達成感を得ることができる。その達成感というのは生もので、鮮度と新しいチャレンジがなければ簡単には得られない。刺激が必要なのである。

ちなみに私は毎日、車を運転し家族の足に使われ、ハードなパートの仕事をこなして孫の守りもし、家族四人の食事の用意という普通の生活をしているが、自分だけの時間を必ず取っている。

私のおもちゃはパソコンである。これで、頭のよくなるゲームをしたり、ジクソーパズルをしたり、タイピング練習をしたりと飽きっぽい私には向いた遊びで小さな達成感を味わって生きている。人から見ればつまらないと思うことでも、自分がその時楽しければ、いいと思っている。

プロサッカーを目指す孫や、剣道に打ち込んでいる孫の成長を見守りながら、感謝・感謝の毎日を暮らしている。