最近のC・Mは面白い

以前はドラマの間に入るコマーシャルは、邪魔な感じがしてその時間に他の用事を済ませることが多かったが、最近のコマーシャルは充実していて、見ていて面白い。ドラマ仕立てにしたり、ドラマの中にスポンサー商品を組み込ませたり、あの手この手と研究していて進化も早く、花火を見ているような楽しさがある。

御笑いの要素も入れてあって、それがウイットに富んでいておもしろい。

コマーシャルが楽しめる時代になるとは思ってもみなかった。

短い時間にいかに効果的に視聴者に訴えることができるか。

これって、どの世界にも共通する。

回りくどい説明は嫌われる。

多くの言葉をつないでも、相手を納得させられない。

たった一言でも生きた言葉がある。

沢山の思いを、短い言葉に凝縮して表現するいい例が、俳句であるが粋な遊びだと思う。遊びといっていいのかわからないが・・・。

物事を、一から十まで説明をする必要はないと思う。

相手によっては、一であったり五であったり答えを残す方が粋ではないだろうか。

何も語らずともその人の前では、恥ずかしいことはできないと思わせる人がいる。

存在自体が語り部というか。

そんな人に私はなりたい。

しかし現実の私ときたら、余計なことばかり喋っていつも自己嫌悪に陥っているのだ。

同じ人間だというのに。

私は、人を引き立たせる役目なのだろうか。

ま!それもいいか。