恥ずかしい失敗

2年前でしょうか。後にも先にも忘れることのできない史上最悪の出来事がありました。

娘たち三人と孫二人総勢六人で近くの温泉に行ったのです。送迎バスで片道2時間ちょっとで着きます。楽しい旅になるはずだったのですが、私としては苦い思い出になりました。一泊したその朝、朝食はバイキングです。控えめにしていたつもりですが、お腹が痛くなり、トイレも間に合わずそのままバスへ・・・。バスはクーラーが効いている上、揺れが激しく途中下車もできないという不安も手伝って、乗り物酔いならまだいいのですがこともあろうに…。(ご想像にお任せします)

もし失敗したらこんな恥ずかしいことはありません。

必死にこらえて辛うじて事なきを得ました。

しかし、この時の思いは生きた心地がしませんでした。

普段からお腹の緩い娘たちの苦労がわかりました。便秘のほうがまだましだとつくづく思った次第です。旅先では何が起こるかわかりません。酔い止めプラス・ストッパー(下痢止め)これは必需品です。

娘が仕事に行き詰まって悩んでいた時の事、気晴らしになるようにと買った本があります。

「死ぬかと思った」というタイトルです。人があることで失敗した話を集めて本にしてあるのですが、本人にとっては気の毒なのですが、本当に笑えるし何故か救われた気持ちになるのです。みんなも頑張っていっぱい失敗をしているんだな~と思って…。

その中の一つ、鼻水が止まらない中学生の男の子。ちょうどいいものがあると鼻の中に突っ込んだものは、お姉ちゃんの使っていたタンポン。予想以上に膨らんで取れなくなって病院へ。

赤っ恥をかく出来事って、意外とたくさん起きているんだな~と本を読んで思いました。

すべて笑い飛ばして人生明るく生きていくのに限る。